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管理者のプロフィールについて

●ハンドルネーム:hossie(ホッシー)
●神奈川県横浜市出身
●平成元年に早稲田大学法学部をやっとの思いで卒業し就職。現在企業の退職金制度、トータルリスクマネジメ
 ント等のコンサルティング業務を担当しています。
●当サイトを開設したきっかけは、下記の「当ホームページについて」をご覧下さい。


当ホームページについて

 今から20年近く前になりますが、私が大学二年生のある日、学校から帰宅した際の我が家はいつもの状態とは全く異なっていました。
 当時航空会社に勤務していた4つ年上の姉が、脳内出血で病院に運ばれていたのです。
 いったん帰宅して入院の準備をする母が、必死の形相で慌しく動いていたのを、今でもはっきり覚えています。
 すぐに手術が必要と言われましたが、「今入っている救急病院は、とても親切にしてくれているから、ここで手術をする」と言い張る父に対して、母は「絶対に後悔したくないから、ここではなく、大きな有名な病院で手術をさせて欲しい」と涙ながらに訴えました。
 その強い思いが伝わり、父も最終的には了解しましたが、それから苦労したのが病院選びでした。
 有名な病院に“つて”がある訳ではありませんでしたので、知人・友人・親戚とあらゆる人に声をかけ、お願いをして回った結果、本当に運良く慶應病院に入ることが出来ました。
 しかし、手術前に慶應病院の先生に言われたのは、「病名は先天性脳動静脈奇形、良くて一生寝たきり、場合によっては危ない」という絶望的なものでした。
 どん底に突き落とされた感じでしたが、その後行われた手術は成功し、姉は奇跡的な回復を遂げました。
 もちろん長いリハビリを要しましたが、普通の生活が出来るようになり、手術の数年後に結婚し、今は二人の子どもを持つ母親になっています。
 慶應病院の先生からも「こんなにうまく行ったケースは珍しい。学会で発表するような事例だ」と言われましたが、私や両親は“慶應病院でなければ、姉のこのような回復はなかった”と今でも思っています。
 病気や怪我で入院や手術をする際に「有名な病院で診てもらいたい」と思うのは当然のことだと思いますし、実際に我が家もそうでした。
 「有名な病院、大きな病院=良い病院」と限らないことは、私も承知していますが、「後悔したくない」あるいは「出来る限りのことをしてあげたい」という強い思いの中で、有名な病院の情報を探すと言うことは、大きな意味のあることだと思います。
 私は医療関係者ではありませんし、ホームページ作成のプロでもありません。
 莫大なお金をかけ、何十万というデータを掲載した他の病院検索のホームページと比べて、デザインや構成も稚拙なものとなっているかもしれませんが、一般人の立場として「患者や家族が本当に欲しいと思っている情報は何だろう?」という観点で、このホームページを立ち上げました。
 皆様が病院を選ぶ際の一助となれば幸いです。
                                                                 (了)

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